2009/10/26
★次元の違い
物事を思考する時に「次元が違う」と、先輩から叱られることが良くあります。
先日、その「次元の違い」について、とっても分かり易い説明を聞いたのでご紹介します。
●次元の違いとは...?
例えば、「a」という実線と「b」という二本の実線があるとします ・・・ 一次元
そして、「a」と「b」という辺を持つ(A)という面があります ・・・ 二次元
さらに、(A)と(B)という面を持つ【A】という立方体があるとします ・・・ 三次元
一次元的な思考をする人は、「aを実現しようとすればbが実現できず、bを実現するにはaが邪魔をする」と、「a」と「b」を分離して捉えて二者択一の範囲の中で思考をします。
これに対して二次元的な思考は、「aとbは(A)という面を構成する部分であり、aとbは互いを補完し全体を構成する必要不可欠な関係性にある」と考えるのです。
同様に、二次元的思考では(A)という面と(B)という面を分離して捉えるのに対して、三次元的な思考では「(A)と(B)は【A】という全体である立方体を形成する部分である」と両者を統合して捉え、全体と部分の関係性の中から本質的な課題を抽出していくのです。
一段高い次元から見ると低い次元の思考のことは良く解りますが、低い次元から高い次元の思考の方法は、なかなか理解できません。
次元が変わった瞬間に、いかに自分の思考が狭くレベルの低いものであったかに気付きますが、その気付きは「出逢い」によってしか身につけることができません。
●次元の違いは価値観のレベルの違い
仕事の中で、日々この「次元の違い」にぶち当たります。
会計事務所で一番多いのが「受験と仕事」の関係です。以前「税理士になるという自分の夢が、事務所とお客様の犠牲になり実現出来ない」と言って辞めて行った職員がいました。
資格を取るのはお客様にお役ち(仕事)するためであり、仕事を疎かにするのであれば資格を取る意味がないのだということに気付かないのです。
また、先日も「A社の手間のかかる要望に応えると時間を取られ他の客様に迷惑がかかるからA社の要望は断ろう」という意見がありました。
A社の社長の複雑な困り事を全力でサポートすることは、他のお客様を大切にすることと同義語であり、A社にお役立ちできなければ他のすべてのお客様にお役立ちできないのだということに思考が及ばないのです。
深く思考せず、aかbかの浅はかな二者択一により問題を解決しようとします。全体と部分の関係性の中から解決すべき課題を特定し、自分自身の課題として自分自身が変化することにより課題を解決しようという価値観が欠けているのです。
なぜ、浅はかな次元での思考しかできないのか...それは思考するための道具を身につけていないからなのです。
どんなに知識や経験を身につけても高い次元の思考力は身につきません。知識や経験は素材であって、それを加工し価値化するためには道具が必要なのです。その道具を思想・価値観と言います。
まさに「思考の次元の違い」は「価値観のレベルの違い」であることに気付かされます。
事業の目的が、それぞれの組織のミッションを実現すると伴に、仕事を通して社員の価値観を高め成長する場を創り出し、社会の発展に貢献することにより、自分自身が成長することにあるのであれば...
低い次元の価値観との日々の戦いこそが、私たち経営者に課せられた真の戦いなのではないでしょうか?
【2009.10事務所ニュースより】
先日、その「次元の違い」について、とっても分かり易い説明を聞いたのでご紹介します。
●次元の違いとは...?
例えば、「a」という実線と「b」という二本の実線があるとします ・・・ 一次元
そして、「a」と「b」という辺を持つ(A)という面があります ・・・ 二次元
さらに、(A)と(B)という面を持つ【A】という立方体があるとします ・・・ 三次元
一次元的な思考をする人は、「aを実現しようとすればbが実現できず、bを実現するにはaが邪魔をする」と、「a」と「b」を分離して捉えて二者択一の範囲の中で思考をします。
これに対して二次元的な思考は、「aとbは(A)という面を構成する部分であり、aとbは互いを補完し全体を構成する必要不可欠な関係性にある」と考えるのです。
同様に、二次元的思考では(A)という面と(B)という面を分離して捉えるのに対して、三次元的な思考では「(A)と(B)は【A】という全体である立方体を形成する部分である」と両者を統合して捉え、全体と部分の関係性の中から本質的な課題を抽出していくのです。
一段高い次元から見ると低い次元の思考のことは良く解りますが、低い次元から高い次元の思考の方法は、なかなか理解できません。
次元が変わった瞬間に、いかに自分の思考が狭くレベルの低いものであったかに気付きますが、その気付きは「出逢い」によってしか身につけることができません。
●次元の違いは価値観のレベルの違い
仕事の中で、日々この「次元の違い」にぶち当たります。
会計事務所で一番多いのが「受験と仕事」の関係です。以前「税理士になるという自分の夢が、事務所とお客様の犠牲になり実現出来ない」と言って辞めて行った職員がいました。
資格を取るのはお客様にお役ち(仕事)するためであり、仕事を疎かにするのであれば資格を取る意味がないのだということに気付かないのです。
また、先日も「A社の手間のかかる要望に応えると時間を取られ他の客様に迷惑がかかるからA社の要望は断ろう」という意見がありました。
A社の社長の複雑な困り事を全力でサポートすることは、他のお客様を大切にすることと同義語であり、A社にお役立ちできなければ他のすべてのお客様にお役立ちできないのだということに思考が及ばないのです。
深く思考せず、aかbかの浅はかな二者択一により問題を解決しようとします。全体と部分の関係性の中から解決すべき課題を特定し、自分自身の課題として自分自身が変化することにより課題を解決しようという価値観が欠けているのです。
なぜ、浅はかな次元での思考しかできないのか...それは思考するための道具を身につけていないからなのです。
どんなに知識や経験を身につけても高い次元の思考力は身につきません。知識や経験は素材であって、それを加工し価値化するためには道具が必要なのです。その道具を思想・価値観と言います。
まさに「思考の次元の違い」は「価値観のレベルの違い」であることに気付かされます。
事業の目的が、それぞれの組織のミッションを実現すると伴に、仕事を通して社員の価値観を高め成長する場を創り出し、社会の発展に貢献することにより、自分自身が成長することにあるのであれば...
低い次元の価値観との日々の戦いこそが、私たち経営者に課せられた真の戦いなのではないでしょうか?
【2009.10事務所ニュースより】















