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公認会計士 秋葉武志会計事務所

東京都の公認会計士 秋葉武志会計事務所

申告のために帳簿を付けるのは 本末転倒です

決算書の理解と分析
1255431098-8712.jpg ――税務の講師をされていたそうですね。
 20年以上前の話ですが、東芝ストアの経営者を相手に、経営ゼミナールの講師をしていました。当時はまだ家電量販店が少ない時代でしたから、東芝も全国にある街の電気屋さんで家電の販売をしていました。家族経営の店舗であれば、確定申告の際にバタバタするような状態ですから、在庫整理や納税の仕方といった基本的なことから教えて、決算書を見ながら経営アドバイスをしていました。全国を回るうちに講習の依頼が増えると、問屋の営業マンとお店の経営者を集めて集団講習を行ったり、研修センターで2泊3日の営業研修をするまでになりました。その研修は「秋葉の地獄の特訓」と呼ばれていて(笑) 、厳しいながらも本格的で密度の濃い内容であったと思います。研修の最後には、問題に即した経営改善案の提出とプレゼンテーションをさせていました。経営者だけではなく営業マンが売上のしくみや在庫管理への理解を深めることで、現場の業務改善につながっていたと感じています。

――小規模の企業であっても、そうした分析は必要ですか?
 たとえ家族で営む会社であっても、その事業にどれだけの人が影響を受けているのかということを考え、経営の分析をすることが大切です。例えば、600人乗りのジャンボジェット機があるとします。パイロットは数名ですが、彼らは乗客の安全を握り、燃料と飛行距離の計画から、管制塔とのやりとりなどを判断します。「以前に山を迂回できたから、今度も大丈夫だ」という目測ではハンドルを切れません。決算書を見て、「売上が去年よりなんとなく増えている」ではいけないのです。つまり、税務署のためではなく自分のために決算書をつくり、判断材料を明確にしていくことが必要です。他社資本を受けている企業であれば尚のこと、運用の仕方を問われていることを理解しておくべきです。
経営者として会社を再生
――大学卒業前に経営者になられたそうですね。
 父親が縫製工場を営んでおりまして、私が大学3年生のときに会社が倒産してしまったんですね。大学を休んで、全債権者と金融機関先をオートバイで回りましたが、結局メインバンクから融資を断られて不渡りを出しました。そこで債権のうち六割は棚上げをして、四割を何年かかけて返済していくという計画を立てました。債権者を集めて返済計画を説明しましたが、会社の先行きに信頼感がないので受け入れてもらえません。結局、私が社長となって責任を持ち、事業の建て直しをすることになりました。当時はかばんを作っていましたが、テープレコーダーのケースが高価な皮革製しかないところに目をつけて、安価な塩ビケースを開発しました。それから業績が伸びて、就任から七年で完済することができました。私は、このように会社の浮き沈みを経験してきました。「ゆりかごから墓場まで」という言葉がありますが、会社がどのような状況の時も、経営者と共に悩み、真摯に改善のアドバイスをしていきたいと考えています。

――会計士の勉強はどのようにされたのですか?
 会社を立て直してから、ほぼ独学で試験勉強をしました。答案講習会で知り合った経営者に、週末無料で会議室を借り、仲間を集めて予想問題集を作りました。知恵を出し合いながら問題の改良を重ねて試験に挑んだところ、14問中10問、同じような問題が出題されました。これは経営にも共通しますが、結果を出すためには、頭がいいとかではなくて「やり方」が重要になります。常日頃情報を整理して、集計と分析を繰り返すことで、経営計画の成功につながるのです。
財務諸表分析の実践
――経営の分析にはどのような知識が必要でしょうか?
 決算書の数字をもとに、総資本回転率を見ることは、資産運用の効率性を見る指標となります。昔ながらの眼鏡屋や貴金属店などは、総資本回転率が低いものの、売上単価が高いので儲かっていましたよね。一方、最近のディスカウントストアなどは、薄利多売ですから利益率はかなり低いのですが、総資本回転率は高くなります。つまり、そうした財務諸表分析をしていくことで、業界的に見た数値の割合や、自社の運営バランスを図ることができるのです。
モノづくりが私の原点
実家が縫製工場だったこともあり、メーカーや建設業のお客様が顧問にも多いです。ある精密機械製造業の大会社の、子会社も設立当時から関わっていますが、とにかくモノづくりが好きですから、製品の電子顕微鏡自体についても詳しくお話できますよ。「低温廃熱を使うNPO」スターリングエンジン普及協会の副理事もしておりまして、そうした幅広い興味と知識の追求が、業務の上でも役に立っています。
プロマーケット担当者がおすすめするポイント
先生は人に分かりやすく物事を伝えることが、大変お上手です。実際取材に伺った際は、ホワイトボードを使いながら、総資本回転率について易しい言葉で解説して下さいました。「経営改善の必要性は肌で感じているが、どこから手をつけたらいいか分からない」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ先生にご相談下さい。ズバッと切り込んだ助言を与えてくれる上に、最後までじっくり問題解決の相談に乗ってくれるはずです。
基本情報
先生のプロフィール 1938年2月15日東京都出身。 公認会計士、税理士。学生時に家業を継ぎ、社長として事業を再生。その後会計士事務所に勤務し、資格取得。1980年共同事務所開業。監査法人の代表も勤めるが、現在は独立。漕艇(日本ボート協会公認審判員 A級)、スターリングエンジンの普及活動を行う。

東京近県若しくは関東甲信越(都内から日帰り可能な範囲)であれば対応いたします。
事務所の沿革 事務所設立年月日:1978年3月1日
事務所の規模 所員数:1人
所属税理士会:東京税理士会
URL http://www.cpaakiba.jp/
Blog URL
得意分野
  • 新設法人に強い
  • 税務調査の対応に強い
  • 節税対策に強い
  • 給与計算に強い
対応地域 茨城県  栃木県  群馬県  埼玉県  千葉県  東京都  神奈川県  山梨県  長野県 

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